2012年7月26日木曜日

江戸すだれ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120707/CK2012070702000142.html

東京新聞:暑さしのぐ伝統工芸品 江戸すだれ(東京都台東区):栃木(TOKYO Web) via kwout

すだれ(簀垂れ、簾)とは糸で竹やよしを編み連ねたものである。
窓の外や軒先に垂らす。日よけ、目隠し、虫よけなどの目的で使われる。夏の風物詩でもある。『万葉集』に秋の風で簾が動く様を詠った歌があり、簾の歴史は少なくとも奈良時代まで遡る。

横方向に垂らすような形で用いる「掛け簾」のほか、縦方向に立て掛ける形で用いる「立て簾(たてす)」と呼ばれる種類もあり、特にヨシを素材として編まれた「葦簀(葭簀、よしず)」は夏季を中心に軒先などに立て掛けて使用されるものである。

近年カーテンやブラインド、スクリーン等が普及する中、使い勝手の良さや見た目の良さにより現在でも根強い人気を持ち、「洋風たてす」と呼ばれるものも販売されている。近代建築においてエクステリア・インテリアの装飾品として使われることもある。

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